旅の最中、サエの次くらいに親密なパートナーになるであろうヤツを紹介しておこうかな。
2000年に購入。
特徴は、細いラインと上部に 増やす事の出来るコンパートメント。ストラップで調整してコンパクトにもなるので、不必要に背中でかさばる事も無い。と、えらそうにいっても、これが唯一のトレッキング・パックなので、なにと比較が出来るわけでもないのだが...
1898年の創業当初、郵便局等の業務用袋をつくっていたらしいドイター社は、ドイツ南部のバイエルン州、アウグスブルグ生まれ。あまりなじみの無い地名だが、ドイツの中で3番目に緑地・森林面積を有する都市だそう。ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの父、レオポルト・モーツァルト(1719年 - 1787年)の出身地もここだとか。
今回の旅でドイツに行く予定は無いが、郵便局といえば、シュヴァルの理想宮(Palais idéal du facteur Cheval)は是非とも行きたいと思っている。郵便配達夫であるフェルディナン・シュヴァルが配達ルートで拾った石を、1879年から33年もの間、ひたすら積み上げてできた宮殿が、フランス南部の片田舎、オートリーブにあるらしい。
「コツコツと」はいい響きだと思う。
「コツコツと」はいい響きだと思う。
この場所を知ったのも全くの偶然。2年前の夏、閉館する事を聞いてサエと二人で慌てて訪れた那須のニキ美術館(Niki de Saint Phalle, 1930 - 2002)において、1枚の解説パネルで見た情報を元に調べてみたら、「いずれ訪れてみたい所」リストに即ランクインした場所。
旅の途中も、この投稿のように脱線しながら進んでいくのだろうか。たのしみ。
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