5.14.2011

日本品質と和製アメリカの品質

今回のフライト、旅行代理店の大手、H社で予約したのだが、片道切符というのは思ったよりも手配が難しかった。成田-ニューヨーク間で片道券を発行している航空会社が1社しかなく、往復券よりも高い。往復券を購入して復路分を放棄することができるのも1社のみで、なかにはペナルティがかかってしまうものもある担当者がさまざまな条件を調べてくれ、我々の希望に沿ったものをいくつか提案してくれた中から、結局は価格最優先で米A社に決めたが、これが失敗だった。

フライト当日の朝、普段はそんなことをしないのだがなんとなく発着情報をネットでみると、あれ?17時頃発の我々フライトの右側に「欠航」と記されている。A社へ電話してみると、「そーなんですよ~、どうされます?」と他人事な対応にイラッとするが、仕方がない。同日の選択肢はシカゴ経由しかないとの事だったので、J社との翌朝のコードシェア便を選択。宿泊費などの補助について聞いても、「基本的にはない」とこちらの身になって何を考えてくれることもなく、1日あたり4000本以上ものフライトを運行している、世界第2位を誇る大手航空会社(旅客運送数および旅客キロ数)の対応とは到底思えない。たまたま電話で対応してもらった2名がハズレだったのかもしれないが、自分に非があっても「謝らない」外資企業で働く人は以前にも会ったことがある。きっと、ビジネス上の心得として外国では謝らないのが当たり前、と間違った解釈をしまっているのだろうと自身に言い聞かせて、この件は終了。

荷物の多さと座席未定の不安もあり、11時のフライトに併せて7時前に出発。空港で預ける荷物はバックパック2個、スーツケース3個で合計100kg強。更に手持ち荷物も3個あり、このうち1つが16kg程度。相当な超過料金も覚悟していったが、さすがJ社、どうすれば余計な料金を払わずに済むかをすぐに調べにいってくれ、最低ラインで留めてくれた。そんな、至れり尽くせりのサービスも今日で最後だと思いつつ、具がこぼれないよう包装紙に包まれたホットドッグを食べながら、フライトの出発を待った。

あと2.5時間。

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