2.17.2011

永住への道②: 移民の歌

永住権(permanent residency status)を取得するための次のステップは、申請者(beneficiary)の経歴審査。これには、申請書類とともに健康診断書(health examination)と警察証明(police record)の提出が求められる。

健康診断は指定クリニックが都内に3ヶ所あり、予約制。 ワクチン十数種の接種も必要で、母子手帳などの記録を持ち込む必要はあるが、あとは血液、X線検査など複雑なものは無さそう。

心配なのは警察証明、別名は犯罪歴証明。 もちろん犯罪歴は無いはずなのだが、16歳の時に成田空港で没収されたHビデオのタイトルや、酔っぱらって登った電車の名称など、かわいいいたずらの記録なんかも含まれるのだろうか。

取得先は自治体の警察本部。予約はいらないとの事で、
朝一番に訪れる。8:30より早く警察を訪れたのは、20代中頃が最後だろうか。10月に野宿をしていたら、「寒いから来なさい」とロビーで宿泊させてくれた苫小牧警察署以来だと思う。氷点下を下回っていたので正直ありがたかったのだが、翌朝、お礼もいわずにそそくさと出ていった事は、はたして記録に残ってしまっているのだろうか。

待ち時間はなし。申請書を書いて、身分を証明し、
指紋を丁寧に採取されて終了。書類は1週間後に発行されるのだが、実はこれ、封印されているので内容は見えないらしい。ますます心配。

考えてみれば、いろいろなところでお世話になっている正義の味方。
今回もよろしくお願いします。

0 件のコメント:

コメントを投稿