2.22.2011

大きな貯金箱

旅用の銀行は、サエが提案したCITIBANKで決定。世界170以上の国と地域、約100万台のCD/ATMで現地通貨がひき下ろせること、そしてこの後アメリカへ移住する事を考えるとこれが我々にとって最適なのでは、ということでめずらしく他の選択肢は検討もせず。

もう一つ理由がある。それは夫婦連名で共有名義を持つことのできるジョイント・アカウント制度の可能性。個々の口座とは別に、2人で1つの口座を持ちたいと思い結婚をきっかけに調べてみたのだが、日本の銀行では1口座に対して複数名義というのは取り扱っていない模様。さすが、家長制度が深く根付いた黄金の国。でも、親をファーストネームで呼ぶ自由の国からきたCITIBANKならきっと大丈夫だろう。共有名義にする事ですばらしい特典やメリットがあるわけではないのだが、我々が求めるは民衆の平等化。夫婦はチーム。どちらもスタメンで、キャプテンは交代制。向かうは敵なし、二人三脚。…結局は気持ちの問題だけなのだが、そんなところに目を向けるのも我が家の民主主義。

早速地元の支店へ。窓口で相談すると、インタネット上で手続を行うと口座維持手数料(一定残高を下回ると発生する手数料)がかからないとのことで、開設に向けた説明だけ受ける。ただ、期待と反してアメリカに移住した際はアメリカの支店で改めて口座を作らなくてははならないこと、そして日本のCITIBANKではジョイント・アカウントは取り扱っていないとの説明を受け、少しがっかり。資料だけもらってとんぼ返り。そして登録。

換算レートはTTS (Telegraphic Transfer Selling rate, 銀行が顧客に対して外貨を売る際の為替レート)3%増、米ドル以外の通貨は一度米ドルに換算されてから同じ条件で計算されるそう。ATM手数料は1取引に付きUSD2.00。ちなみに、今日のTTSがUSD1.00 = JPY84.09だから、USD50を下ろそうと思った場合、約300円の手数料がかかるということか。まあ、そんなものなのだろう。

2週間後に届いたカードは半透明。新品。どうせすぐにぼろぼろになるのだが、今は財布の一番手前に。
早速サエの分も作らなきゃ。

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