6.21.2011

デニッシュってデンマーク語ではなんて言うのだろう…

30時間船に揺られ、デンマーク最北にある港町、ヒァツハルス(Hirtshals)に到着。バックパックを背負い下船しながら今度こそとパスポートの入ったポケットに手を延ばしたが、フェロー諸島に引き続き入国審査は無し。このままロシアまでは新たな入国記録がつかないまま旅を進める事になるだろう。




電車を何度か乗り換えて最初の目的地であるオーフス(Århus)へ向かう。まず気付いたことは、広がる田園風景が平たいこと。オーフスはドイツに隣接するユトランド半島(Jutland)の中ほどに位置する第2の都市で、文化の中心らしい。美術館を訪れるなど街で半日過ごし、電車で3時間かけて南にあるコペンハーゲンへ。街は綺麗にしてあり、電車は時間通りに走る。煉瓦は均等に積まれ、色は統一されている。学費も福祉も国が負担するこの国、とても丁寧でマジメだという印象を受けたが、このシステムを活用できない人は社会の脱落者として厳しく非難されてしまう、と現地の人が教えてくれた。平均以下に風当たりが強いところも日本との共通点だろうか。





翌日は出会った人から自転車を借りて市内を散策。小さな島国を巡ってきた我々にとって、市の人口50数万人の小さな都市であっても久々の都会はギャップが激しい。更に、自転車専用の道路と信号が整備され、追い越しや右折専用車線があるほどの二輪車社会なので、街中の動きは目まぐるしく、あっという間に体力を消耗。公園で一息。この日は何かの記念日だったらしい。





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