7.27.2011

カザフスタン共和国の査証

現在チベットが独立60周年を祝って外国人の受入れを行っていないこともあり、中国を南下する案は取りやめ、中国西部を渡ってウイグル自治区ウルムチからカザフスタンの旧首都アルマティに入り、キルギス、ウズベキスタンを抜ける、いわゆるシルクロードを堪能する計画に変更。カザフスタンのビザを取得するため、ウランバートルで大使館を訪れることに。


街のはずれにある大使館は、月火木金の10:00~12:00、16:00~18:00にビザ申請を受け付けている。旧ソビエトの支配下にあった中央アジア諸国でビザを取得するためには、申請書のほかに政府からの 招待状を取得する必要がある時いていたので、初日は情報収集のために表敬訪問のみを試みる。訪れた当日が祝日中だったにもかかわらず、そこにいた担当員は申請のための必要な書類と情報を丁寧に提供してくれ、 日本のパスポートの場合は申請料USD30.00を収めれば招待状も不要だとのこと。後日、申請書2枚とパスポートコピー、顔写真1枚を持って提出に再訪問。我々が申請したのは30日間の1回入国用。本来は午前中の書類提出で午後発行らしいのだが、夕方でも問題なく受領してくれた。翌日に申請料を納めた銀行の記録を提出すると、その場でビザ付のパスポートが返却され一安心。


気をつけなくてはいけないのは、入国してから72時間以内にレギストラーツィアと呼ばれる入国登録を行う必要があること。これも旧ソビエト時代から残るシステムらしく、ロシアでも必要(が、結局出国時に税関から求められなかったので書類は手元に残ったままだが)だった。空路で渡航する場合は入国審査時に手続きされるらしいが、一部の宿泊先や現地内務省の外国人登録局で手続きが行えるそうなので、罰金を免れたい陸路の渡航者諸君、お忘れのないように。

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