8.15.2011

裏の旅クッキング:羊の解体

ネットのアクセス規制により、更新が遅くなっています。まとめてアップする事になりますがご容赦ください(^^)


ここモンゴルでラム肉をよく食べるのは有名な話。ここでは僕らが見た内容に基づいて、その絞め方と調理についてを解説してみようと思う。相当生々しいので苦手な方はこの先を読まないように。


ウランバートルに到着した日とその数日後、僕らの宿泊するゲストハウスでは羊の解体ショー(というか彼らにとっては見世物をしていたつもりはないようだが)を行っていた。これはどこの家でも自分たちで行うようで、細かい部分は異なるようだが大まかに説明すると、腹部に切り込みをいれて手を突っ込み、動脈を指で切るらしい。体内で血を流させる事によって肉に「旨味」を染み込ませるらしい。他の国ではどうやっているのか知らないが、羊は腹部を切られた痛みしか感じる事がなく、最も非残酷な絞め方と地元の人は説明する。僕はそういう行為を進んで見たいとは思わないのだが、興味津々のサエは前脚を握られて連れていかれる羊の後を追っかけていった。数分後、真っ白な顔で戻ってくると弱々しい声で、「心臓取り出してた…」。


その後、頭を落として胴体、後脚をそれぞれ半分に分けているようだ。郊外へいった際、この状態で外に干されている光景をよく見かけた。調理は至ってシンプルなものが多く、煮込みスープ、麺との炒め物、湯掻きなどが多かったが、北海道のジンギスカンのようなバーベキュー・スタイルのようなものは見かけなかった。野菜は非常に少なく、ジャガイモと人参が入っていれば当たりなほう。どれも同じ味付けなので、三週間もいるとさすがに飽きてきた。ちなみに、元々ラムを好まないサエは、三日目までは頑張って食べていた。

 

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