8.22.2011

快適な移動手段

出発の一時間半前に国際バスターミナルへ着き、事前に購入したチケットを何度も確認しながら乗り場とバスを探す。予約したのは寝台バスだが、これまでの中国国内の移動が大変な体験ばかりだったので、二人とも口にはしないが期待し過ぎないように静かに待っている。荷物をスキャナーに通し、バスの荷室に押し込んでから乗り込むと、ナルホドこれが寝台バスか。





乗客数28名。一人約一畳。これなら24時間も全く苦にならないだろう。ウランバートルで知り合った英国人の旅人もたまたま乗り合わせ、30分遅れて19:30に出発。進行方向へ沈む夕日が、次の国へ向かっていることを示してくれる。ビザなしでの滞在可能期間15日をフルに使わずの出国。内4日間は移動に費やし、めまぐるしい滞在になってしまったが、人々の優しさ、文化の複雑さ、そして食の美味さはまた触れてみたいと思いつつ、次の旅での楽しみとしてとっておく事にしようと思いながら次へと向かう。


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